柳田国男論・丸山真男論 (ちくま学芸文庫)
著者 吉本 隆明
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本のタイトル : 柳田国男論・丸山真男論 (ちくま学芸文庫)
平均的な顧客フィードバック : 4.2 5つ星のうち 2 カスタマーレビュー
ファイル名 : 柳田国男論-丸山真男論-ちくま学芸文庫.pdf
ファイルサイズ : 25.35 MB
以下は 柳田国男論・丸山真男論 (ちくま学芸文庫) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
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吉本は、柳田国男について、民俗学の観点、農政学者としての観点、そして旅人としての観点、の3つの観点から論じている。特に、友人の田山花袋との、小説の対象に対する考え方の違いを論じた部分が興味深かった。丸山真男に関しては、『日本政治思想史研究』に焦点を絞り、丸山の思想の優位性と、その限界を論じている。中でも、最後の総論においては、吉本が”思想”について、どのように考えているかがわかり、読み応えは十分。
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